薬膳の効能とは?

 

中華料理は日本は当然のこと世界中で人気がありますが、一般的な中華料理ではないものの人気を得ている中華料理の一種に「薬膳」があります。中華系レストランに行った時などに「薬膳」と書かれた広告や説明書きを見たことがあるという人がいるかもしれません。

 

薬膳は「食薬同源」という考え方をもとに、食事が医療の基本であるというコンセプトで提供される料理のことです。とはいえ病気になってから食べる病院食のようなものではありません。病気になる前、体に不調のサインが現れたころに摂ることで体調回復を実現する料理です。

 

つまり「食養生」ということです。では薬膳ではどんな効果を期待することができるでしょうか?

 

食材の効能

薬膳において大事なのは食材と体質です。

 

食材についてですが、薬膳の考え方では食材にはそれぞれの特性によって「味や色や機能する場所、機能する場合の熱に関する働き」のカテゴリー分けができます。

 

味であれば「五味」とか「六味」、色に関しては「五色」、機能する場所については「帰経」、熱の働きについえは「四気」で表すことが出来ます。一例として味に関する「六味」について具体的に言うと、薬膳では食材を「苦味、甘味、酸味、淡味、辛味、鹹味(かんみ。塩辛い味)」に分けています。

 

苦味のあるものは炎症を抑えたり便の動きを良くしたり利尿作用があったり、甘味は疲れを取ったり痛みを和らげる効果などがあり、酸味は汗や尿漏れ防止に役立ったり、淡味は利尿作用、辛味は血行促進や発汗促進、鹹味は通便をよくしたりすると言われます。

 

アンチエイジングにも効果的な薬膳

最近「アンチエイジング」という言葉が頻繁に使われるようになっています。

 

加齢によって体調は少なからず影響を受けてしまいますが、薬膳によって体を温めたりホルモンバランスを整えたり、皮膚の水気を保ったり、さらに老化の原因とされる活性酸素を除去したりすることが期待されています。

 

上記であげた様々な分類を理解すると、どんなレシピができるか自分でも考えることができるので健康や美容に寄与できるのです。

 

まとめ

薬膳では個人の体質や食材の働きに合わせてベストなプレートが提供されます。

 

薬膳には体調全般に対する健康効果や美容効果も期待できるため、健康志向がますます高まっている現代社会においては非常に注目できる料理です。

 

症状に対する事後策も大事ですが、体調が悪化する前に健康的な食事によってあらかじめ対処するというコンセプトの薬膳は、それに関する知識を学んでおいて決して損はなく、むしろ今後重宝される分野の知識になるでしょう。

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