ハーブにはたくさんの美容効果が期待できる!
美容はいつの時代も女性にとっては特に重要なテーマですが、美容を実現するにはアウターケアとインナーケアの両方が必要です。例えば美肌を目指したいのなら、乾燥を防ぐための保湿はアウターケアとして欠かせません。
クレンジングや洗顔を正しい方法で行い、化粧水や乳液でしっかり保湿してあげないと肌はすぐに崩れてしまいます。また外部刺激の中でも代表的な紫外線をシャットアウトする対策も大事です。これらに加えて良質な睡眠や栄養バランスの良い食事、ストレス発散などのインナーケアも必要不可欠です。
さてインナーケアとしてさらに欠かさずに実践したいアプローチがあります。それはハーブの利用です。例えばハーブティーを飲むことです。
ハーブは料理の色どりや香りづけだけに効果があるわけではありません。内側から美容効果を発揮してくれるのです。女性ホルモンを安定させたり、むくみを解消させたり、ダイエット効果があったり、アンチエイジング効果があったりします。
たくさんあるハーブティーをニーズに合わせて飲む習慣をつけると、リラックスモードにもなりますし、健康にも良いのです。では美容に役立つハーブティーを2つとりあげてみたいと思います。
ルイボスティーの効果
ではいくつかのハーブティーの美容効果について具体的に取り上げてみましょう。
まず最近よく話題になるルイボスティーです。カフェインレスのルイボスは子どもでも妊婦にも飲みやすいお茶ですが、「マメ亜科アスパラトゥス属」の植物です。ルイボスには美肌効果があります。
身体の老化をもたらすものとしてよく指摘されるのが活性酸素ですが、ルイボスにはこの活性酸素に抵抗するためのSOD酵素というものが含有されています。この酵素はようは抗酸化作用があるということです。活性酸素を適度におさえることで、肌細胞のダメージがおさえられ新陳代謝が促進されます。
ターンオーバーの乱れが毛穴トラブルやシミなど多くの肌問題の原因の一つなので、SOD酵素は美容成分と言えます。
ローズヒップティー
ローズヒップティーも有名なハーブティーですが、ローズヒップはビタミンやミネラルをたくさん含有するのが特徴です。ビタミンCはレモンの20倍、カルシウムはミルクの約9倍と豊富です。
β−カロチンはトマトの約20倍もあります。ビタミンCといえば黄色い果物から摂取できるというイメージを持つ人も多いと思いますが、ビタミンCには抗酸化作用があります。上記のルイボスティーの場合と同じで、抗酸化作用は肌の老化を促進する活性酸素に抵抗してくれるものです。
ビタミンCは肌に弾力を出すコラーゲンの生成にも使われるので、この意味でもローズヒップティーは美容効果があります。
まとめ
ハーブには美容に役立つといううれしい側面があります。ふだん使うハーブはそれほど種類がないかもしれませんが、ハーブの知識を増やして、ハーブティーやハーブオイルなどハーブを応用した食材をいろいろと摂り入れてみるなら、美容のためのインナーケアが出来るようになります。
ルイボスティーやローズヒップティーには、紹介した成分以外にもいろいろな健康成分が含有されています。少しずつハーブ知識を深めて、美容に効率的なアプローチをする方法を拡げていきましょう。
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